CMW(Certified Master Watchmaker)

日本のCMW/公認高級時計師(Certified Master Watchmaker)の試験は1954年に米国時計学会日本支部の主催で始まり、それが後に日本時計師会の主催へと発展していきました。
当時、最難関の時計技術試験として知られ、時計技術者の憧れの資格でした。
1981年以降は1人の合格者も出ず、現在では、残念ながらCMWの試験制度そのものが中止されています。
合格者は日本全国で約800人といわれています。














当店主は1957年にCMWに合格し、アメリカ時計学会より公認高級時計師に認定されました。
1957年当時は、時計小売店主が受験する事はまだ珍しく、 各時計会社の技術者に混ざって高田馬場にあったシチズンの工場でCMWの試験を受けました。
当日は試験場に各自が寝具を持ちこみ、不正ができないように一週間缶詰めの状態で、 アメリカ時計学会より送られてきたぐちゃぐちゃに壊されたハミルトンのポケットウォッチと EBAUSHEのリストウォッチを直しました。
直した時計は再びアメリカに送られ、直接アメリカ時計学会の手で審査されるという 大掛かりなものでした。




CMWに合格したことで、当店主はその後、今や時計技術者界の重鎮と称されている末和海先生や小林敏夫先生のご指導を直接受ける機会が増え、多大な影響を与えて頂きました。

平山時計店