四万十第二部
7月20日(日)
口屋内の沈下橋→佐田の沈下橋までのカヌーツーリング
今日はいよいよ憧れの四万十川カヌーツーリングをする日です。朝起きると曇っていますが、時々晴れ間も出ています。水量は通常より30cmくらい多く、底も擦らずに快適に下ることが出来る水量のようです。心配していたダムの放水も無いようなので、昼食の準備などをすましてキャンプ場を出発したのが8時半となりました。今日のコースは、しおりのカヤックデビューも兼ねているので、なるべくやさしい流れとなっている所と思い、下流の口屋内の沈下橋から、佐田の沈下橋までの約18kmくらいとしました。口屋内の沈下橋に着いてみると、カヌーでツーリング中のキャンパーもいてなかなか賑わっています。
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カヌーと荷物を下ろし車の回送に向かいます。きのうカヌー館で聞いてみると、口屋内から中村までは自転車で2時間くらいかかる言っていたので、佐田からだと1時間半くらいかかる計算になります。ママには、1時間半程度で戻ってくると言い残し、一人で佐田に向かいました。佐田の沈下橋に実際に行ってみると、川原に車で入ることはできますが、途中大きな水たまりなどがあって、長時間おいておくにはかなり不安な場所です。結局観光客が車を駐車している左岸の少しはなれた場所に車を駐車し、自転車に乗り換えました。自転車をこぎ出したの10時すこし前。四万十川沿いの道路は途中とても狭い所があって車だと運転しにくい道ですが、自転車ならアップダウンも少なく、気持ちの良いサイクリングコースです。途中、かわらっこのキャンプ場でトイレを借りて、漕ぐこと約40分で口屋内の沈下橋に到着しました。このペースで漕げば、中村からでも1時間程度で戻ってこれそうです。早速しおりのカヤック(中古で買ったダガーのEGO)の進水式をした後、ツーリングがスタートしました。
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口屋内の沈下橋をくぐり、赤い鉄橋のような河内大橋までは、流れのないなぎ場が続きます。今日の四万十川の水は、いつもより水量が多い影響で少し濁っているようです。景色を見てみれば、深い山の中をのんびり流れる大河のようで、なかなか良い感じです。赤い橋をくぐると最初の瀬が待っていました。いつもなら気持ちよくそのまま行くところですが、今日はしおりが一緒なので手前で一度止まり、ラインを確認します。それほど波が立っていないので、流れの真ん中を行くように指示しスタートしました。
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それほどカヌーが揺れることもなく瀬を通過し、後についてくるしおりを振り返ると気持ちよさそうに流れの中をクリアしてきました。しかしかなり水を被ったようで、スプレーカバーやPFDはびしょびしょになっています。カヤックに乗るときは天気が良くても、上着は水をはじくもの必要のようです。

この瀬の後は、そこそこ流れあって気持ちよく漕いでいくことでき、景色を楽しんでいると、この区間最大の瀬がゴーッという音とともに迫ってきました。水量が多いので障害物は無くここも、流れの真ん中をしっかり漕いでいけば大丈夫そうです。しおりにその事を伝え、瀬に突入しました。一回目の瀬よりも波が高く、カヌーが上下に揺られます。心配になって後ろを振り返ると、揺られながらも一生懸命漕いで瀬をクリアしてくる、しおりの姿に一安心です。あとになって聞いてみると、頭から水は被るけど、大した事はなかったと言っていたので、障害物がなければそんなに心配する必要はなさそうです。
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この瀬がすぎるとあとは大きな瀬も無く、少し流れがある四万十川をゆったり漕いでいくことができます。ただなぎ場も多く、力のないしおりにとっては、自分で漕がなくてはいけない区間が多く徐々につらくなってきている様子です。口屋内を出発して1時間程で最初の沈下橋となる鶏之江の沈下橋を通過しました。
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出発したのが10時半を過ぎていたので、もうお昼時になっています。鶏之江の沈下橋を過ぎて30分ほどで、かわらっこキャンプ場前の川原に到着し、ここでランチとなりました。かわらっこキャンプ場は、オートキャンプ場になっていて、カヌースクールもあってかなり賑わっているようです。我が家もここが空いていれば、かわらっこでキャンプのつもりでしたが、急に決まった四国行きだったので予約が取れず、カヌー館前にキャンプをすることになったのです。ただ実際来てみると、混雑しているかわらっこより空いているカヌー館前キャンプ場の方が快適のような気がします。
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かわらっこ前のとても大きく快適な川原で楽しいランチとなりました。今日は3連休の真ん中の日曜日なのでカヌーがたくさんツーリングしていると思いましたが、途中にあったのは1パーティだけで少し拍子抜けしてしまいました。ただ川が貸し切り状態なのはとてもありがたい限りです。1時を過ぎるとかわらっこのカヌースクールが始まるようで、たくさんの人とカヤックとカヌーが川原に集まりだしました。上流からもスタート地点で追い越した10人くらいのパーティが上流から下って来て川原が賑やかになってきたので、我が家は出発することにしました。
![]() 「かわらっこ」カヌースクール |
![]() 川を遡る屋形船 |
ここから先はあまり流れはなく、深い山の中をゆったりと流れる四万十川を満喫できます。観光屋形船も多く、屋形船の乗客や船頭さんも笑顔で手を振ってくれるので、なかなか良い気分になれます。ただ自分で漕がなくては進んでくれないので、しおりは体力の限界になってしまったようです。ちょっとした瀬以外ではカナディアンに掴まって引っ張ってあげなくてはならなくなりました。川登大橋を過ぎた右岸の川原は、かわらっこカヌースクールのゴール地点になっているようで、川原に車が数台止まっていました。かわらっこからこの区間は難しい流れもなく、初心者は安心してツーリングできると思います。さらに漕ぎ進み、屋形船発着場の反対岸の川原で休憩です。天気も晴れてきて、景色を見てみると四万十でしか見られないような、深い山にゆったり流れる川を見ることが出来て、疲れた体を癒してくれました。
![]() 川登大橋 |
![]() ここまで来るとほとんど流れはありません |
ここを出発しても、もう瀬という瀬なく、ひたすらなぎ場の中を漕ぎ進むという感じになってきました。「あと少しでゴールだよ」みんなを励ましながら漕ぎ続けます。三里の沈下橋を過ぎ、左岸の砂利採石場も通過し「あのカーブの先に佐田の沈下橋があるはず」という願いを2回ほど裏切られた後、やっとでゴールの佐田の沈下橋が見えてきました。
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この沈下橋は四万十川では一番有名な橋です。観光客もたくさん来ているので、最後はしおりも自分で漕いで沈下橋を過ぎた左岸にゴールすることができました。前にも触れましたが、ここの川原は一応車は入ることはできます。しかし、乗用車は途中が悪路なので止めた方が無難でしょう。また、増水すると一気に水に埋まってしまいそうなので、川原に入れる車でも、長時間駐車する場合は川原に止めない方がいいと思います。「車上狙い注意、右岸が安全!」という看板もでていました。
キャンプ場の帰り道に口屋内の沈下橋を渡ってみました。ちょっとハンドルを切ると川に落ちてしまいそうで、結構迫力があります。四国に行った時は是非自分の車で沈下橋を渡って見ることをお勧めします。ただくれぐれも川に落ちないで下さいね。
![]() 佐田の沈下橋をくぐるしおり |
![]() 口屋内の沈下橋 |