2002年5月3日大井川ツーリング

 今年のGW、前半は那珂川へ、後半は大井川に行ってみました。大井川は親の実家の島田から近くここから出かければかなり便利です。今日のコースは奥大井の千頭から大井川鉄道の5駅下流である、下泉までとしました。距離でいうと15kmくらい。普通に行けば十分にいける距離です。この川は大井川鉄道があるので、自転車に乗らずに済むので気が楽です。回送に自転車を使わないのは今回が始めてちょっとわくわくしています。前の日から島田に泊まり、千頭に着いたのは9時頃、カヌーを下ろしていると、ウッドカヌーもスタートの準備を始めていました。車を下泉の川原に回送し、大井川鉄道に乗って千頭に戻ります。電車は30分に1本くらいの割合で走っています。電車にのるとGWなので、観光に来ている家族連れが多く乗車していました。電車で千頭に戻り着替えをしてスタートです。スタート地点は千頭の駅の目の前なので、本当に便利です。川の水を見てみると気田川くらいにきれいで、今日のツーリングはとても期待できそうです。

スタートしてすぐに大井川鉄道の鉄橋が見えてきます。すると汽笛の音とともにSLが千頭に向かって走っていくところを、ちょうど見る事ができましたここでしか見る事ができない景色で、幸先の良いスタートです。


3本目の橋を渡っているのがSLです。

 水はとてもきれいですが、水量は少なく幾度となくカヌーの底が岩にあたっています。青部のあたりでは、SLの汽笛と蒸気の音が間近に聞こえますが姿を見ることは出来ませんでした。川には常に広大な川原が広がっていて、休憩するところには困りません。分流しているところでは必ずと言って良いほど、押してあることが必要ですが、天気も良く水もとってもきれいなので、気分はとても爽快です。何箇所か気田川のように直角に曲がり、岩に本流がぶつかっている場所はありますが、水が少なく勢いがないのでそんなに怖い思いはしなくても済みます。ただカーブの前の瀬では水が少なく岩に引っかかって止まってしまうので、そこで艇を回され後ろ向でカーブに突入する事は避けなくてはいけません。青部の変電所を過ぎるあたりで、昼時になりランチタイムとなりました。思ったより進んでいないのが少し気がかりです。昼食後に子供は川で泳いでいます。天気は良く気温は高いですが、水温は冷たくウェットスーツが無ければまず泳げないでしょう。

 川原で遊んでいると、先ほど追い越したウッドカヌーが通過していきました。ウッドカヌーらしく、カヌーが岩にあたるたびにポコーン、ポコーンと面白い音をさせています。我が家も後に続いてスタートです。なんども繰り返される押し歩きが、徐々に体力、気力を奪っていき、3分の2位の地点である駿河徳山を過ぎたあたりで2時を過ぎています。駿河徳山を過ぎ国道の橋をくぐった次の右カーブは、水に力が無いとはいえ、テトラに本流がまともに吸い込まれているので、安全のためライニングダウンしました。分流しているところでは、深いところを探す気力もなくなり、なんども押し歩きをしながらゴールを目指します。そのうち向かい風も吹いてきました。

子供が「あとどれくらい?」という質問を連発するようになり、ママもお疲れ気味なのです。パパ自身もまだまだゴールは先,と思いながらもひたすら漕いでいました。4時をまわったあたりで、やっと下泉橋が見えてきました。我が家の車も確認でき、長かった大井川ツーリングは終わりました。我が家がゴールして数分でウッドカヌーもゴールしてきました。お互いに記念写真を撮りましたが、彼等も疲れた様子です。でもゴールしてみれば、達成感が湧いてきました。

ウッドカヌーを漕いできた彼等はよく大井川にくるそうで、「今日は水が多い方で、いつもはもっと少なくて、とてもカヌーは乗れませんよ。」とのことで、たまに来てツーリング出来たのは、運がいいことが分かり、とても得した気分で、実家に戻りました。

おしまい

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