5月25日(土)〜26日(日)初沈気田川キャンプツーリング
5月25日(土)
5月最後の土日、鮎つり解禁前で気田川ツーリング最後のチャンスです。天気も二日間良さそうなので、我が家はキャンプとカヌーツーリングを兼ねて気田川に出かける事にしました。朝の天気は快晴、絶好のカヌー&キャンプ日和です。車にカヌーとキャンプ道具を満載にして自宅を出発、10時前には気田川の気田川漁港の前に到着しました。ここは、犬居キャンプ場というのか、気田川漁協前キャンプ場というのか、キャンプ場ガイドなどにはどっちの名前でも出ています。漁協の前の川原より一段上がった木陰にテントを張ることとしました。ここのキャンプ場は夏の7月と8月は大人一人1,000円、子供一人500円取りますが、その他の時期はご自由にどうぞ、という所(前日気田川漁協に確認済みです。)でも、「ゴミはしっかり持ち帰って下さい。」なので、来たときよりもきれいに!の気持ちを忘れずにキャンプをする事が重要です。近くには関東ナンバーでカヌーを積んだパーティーもキャンプの準備をしています。我が家もテントを張り出しますが、川原のため地面が固くなかなかペグが刺さりません。ペグ打ちだけで疲れてしまいました。木陰なのでタープを張るのはやめ、早速お楽しみの気田川上流のツーリングに行く事にしました。今日のコースは平木大橋から、キャンプ場までです。平木大橋で家族とカヌーを下ろしキャンプに車で戻り、自転車でスタート地点に戻ります。ここの回送は国道の起伏が余り無く、たまに川より道がショートカットしているのでとても楽です。結局昼前頃のスタートとなりました。今日も気田川の水は本当にきれいな状態からするとちょっと、濁りがあります。でも十分に綺麗で、天気もよく暑いくらい泳げそうな感じです。

気田川の上流部は始めてですが、川原がひろく視界も開けていて何となく、5月に行った大井川に似ています。下社から下の下流に比べ、きついカーブが無く平地を流れて行くようなので、こちらはのんびりと行けそうです。遅いスタートだったので久里浜橋の手前の左岸で、早々にランチタイムです。ランチタイムの後は子供の水遊びタイム。水も綺麗で流れに乗りながら遊んでいます。でも長女はちゃんと泳ぐ事が出来るのに、長男はなんか泳ぎにくそうです。最初はふざけているのかと思いましたが、よく見ると、釣りのライフジャケットの為にたくさんのポケットに水が入り、結構な重量と抵抗になっていて泳ぎにくい事が分かりました。

ここではスローロープの投げ方の練習をしてみましたが、なかなか目標に上手く投げる事が出来ません。やはりちゃんと指導を受けた方が良さそうです。

休憩が終わりスタートすると、前島橋の手前の左カーブでは本流がテトラに吸い込まれ、更にテトラに流木が絡まっています。ここは無理は出来ないのでライニングダウンしました。今日の気田川は、鮎つり解禁前の土日にしてはそんなにカヌーも出ていないようです。それでもたまに休憩しているカヌーイスト達に手を振りながら追い越し、自分達はランチ以外の休みは取らずに軽快にツーリングを続けました。不動川合流するところの右カーブは、下流のような本流がまともに岩にあたっています。しかし、得意の右カーブなのでなんとかクリアし、カーブの後の深い淵の綺麗な水に見とれていました。次の左カーブはなぜか思ったようなライン取りが出来、ママもびっくりです。でも、なんとか自信を持ってカーブをクリア出来る技術を身に付けねば、とこのときから明日の下流に向けてカーブを自信を持ってクリアする方法を考え始めました。そうこうするうちにキャンプ場に到着です。川から見るキャンプ場も木陰の下にあり快適そうです。

夕方になると、急に風が強くなり、テントの荷室のポールを曲げられてしまいました。タープを建てていたら、間違いなく倒されていたでしょう。今日はしちりんを出して、肉やとうもろこしを焼いてとご馳走です。とうもろこしは一度煮て、それからしょうゆをつけて、しちりんで焼くと最高です。

夕食を食べ酒を飲みながら、どうしたら安全にカーブを曲がれるか考えました。カーブの途中の瀬で流れに負けないように一生懸命パドリングすればスピードが出て、曲がりづらくなる事に気づきましたが、途中でパドリングを止めれば艇は不安定になるでしょう。そこで少し艇を流れに向かって斜めにして、流れに対して斜め20度位で横滑りするようにしていけばスピードを殺せていけるかも、などどいう馬鹿な方法が頭に浮かびました。よし!これを試してみよう、と思い明日に備え寝る事とにしました。
5月25日(日)
朝起きると今日も天気が良く、すばらしいカヌーツーリング日よりです。パパは朝食の前にゴール地点に車を移動して自転車で戻ってきました。朝食を済ませ9時半頃スタートです。今日のコースは犬居キャンプ場から中島まで、しっかり漕いでいけば3時間から4時間くらいのコースなので、ランチはキャンプ場に戻ってからにすることとしてスタートしました。スタートしてすぐに犬居橋です。本流が橋脚にぶつかっているので注意しながら通過しました。このあたりはまだ、平地のなかをゆるやかにカーブしていくので、下社まではのんびりと漕いで行けます。次の見えてくるのは新秋葉橋です。

このあたりの淵でもとてもきれいな水を見ることが出来ます。

新秋葉橋を過ぎ秋葉オートキャンプ場の横を通過し、秋葉橋をくぐると下社前のキャンプ場です。見るとたくさんのキャンパーで、ごったがえしているみたいです。下社の瀬を避け右側の分流に進みましたが、前は乗って下れたのに今日は途中で座礁です。押して歩き本流に戻りました。下社前では数組のパーティーがスタート準備しています。下社をすぎすぐの消波ブロックのある左カーブでは、無難にライニングダウンし次の気田川名物直角カーブに向かいます。きのうの夜考えた斜め20度を試す時が来ました。正面に直角カーブが迫ります。カーブの前の瀬に突入、スターンでラダーを入れ斜めに、と思った瞬間艇が一瞬の内に90度回され、その瞬間流れにさらわれあっと言う間に川に放り出されました。気が着くとパドルを持ってひっくり返ったカヌーにつかまっていました。周りをみると放心状態の妻と、ニコニコ笑っている長女がいます。長女もしっかり自分のパドルを確保しています。長男がいないが、たぶん艇の反対側かなー、などどノンビリ考え、妻に「長男は」と聞くと顔がみるみるうちに青ざめ、「まあくん!!」と叫んで艇を持ち上げると艇のなかから、長男が艇のなかからひょっこり顔を出しました。なんと妻のパドルを確保しています。艇の中は真っ暗ではなくそんなに怖くはなかったそうです。沈したのがカーブのすぐ手前だったので、気が着いたときはカーブの後のなぎ場で、流される事もなく艇を岸に上げ水抜きです。妻は小さい頃の水に対する恐怖心があり、かなりショックを受けた様子。まだ呆然としています。

沈の直後。顔がこわばっています。
子供達はいつもプールや川で泳いでいるので確かに怖かったみたいですが、あまりショックは無い様子。長女は気丈にもショックを受けている妻を励ましています。カヌーに積んでいた防水バックもカラビナでヨークに繋いでおいので無事です。デジカメも防水ケースに入れて浮力体の細引き繋いであったので大丈夫でした。気持ちを落ち着かせ再スタートしました。笹合橋をくぐった左岸で休憩し、沈について家族で話をしましたが、妻は「もうカヌーに乗りたくない」といい出し、この場でツーリングは中止すべきかと悩みましたが、ここでも長女が妻を説得しなんとかツーリングを続行させることができました。その後瀬では特に慎重に、カーブの前では緊張しながら無難にこなし、高架下の瀬ではそれでも全員乗ったままクリアしました。砂利採石場前の川原でおやつタイムです。徐々に妻も緊張が解けてきて笑顔が戻ってきました。子供達は元気一杯です。

休憩していると鮎つり解禁前最後の日曜、そしてとても天気が良い事もあり間断なく、カヌーやカヤックが通過していきます。我が家もカヤックの合間を縫ってスタートです。松間橋手前の分流では、水位が低いと必ず押し歩きが必要ですが、今日はすんなり乗っていけます。松間橋をくぐり、直線の波の高い瀬では大騒ぎしながら無事通過しました。最後に待つのが中島の手前の岩が本流上に点在し、3月にきたときに思い切り岩に乗り上げてしまった所です。岩場が見えてきました。岩の向こうには我が家の車が見えています。手前でカヌーから立ち上がりコースを確認し、岩場に突入にしました。妻と右、左と声を出し見事にクリア。みんなで万歳しながらゴールしました。ゴール後は、みんなで水に慣れるために川で泳いでいました。


泳いだ後にキャンプ場に戻り、昼食を済まし、川原に降りてみんなで遊びます。近くにキャンプをしていた関東のパーティーも撤収をしています。我が家も3時頃には撤収を終了し、自宅に戻りました。
鮎つり解禁前最後の気田川、天気もよくとても楽しい二日間でした。沈は経験しましたが、流れがあるところに行けば必ず訪れる事、水のきれいな気田川でよかった、と思っています。カヌーを始めてずっと沈をしないと、沈にたいする恐怖心が必要以上に強くなり、カヌーに乗るのが怖くなってしまうのではないか、と思っていたので、自分としてちょうどいいタイミングだったと思っています。妻も立ち直ってくれた事だし、子供も大丈夫なことも分かりました。これからもたくさん川に行こう、と思いながら自宅へ戻りました。
おしまい