10月4日〜5日大井川キャンプ&カヌーレポート
10月4日(土)
9月に正樹と二人で行った大井川があまりにも良かったので、10月最初の週末にまた行って見ることになりました。大井川上流の川根両国にあるライブカメラを見ると水量もツーリング出来そうなほどありそうで、水も青く気持ちが良さそうです。キャンプ場は、この川根両国の橋の左岸側に1,000円でキャンプが出来ると聞いていたので、そこにすることにしました。午前中はママの検診があるので出発したのは、自宅で昼食を済ませた1時過ぎでした。自宅を出発して国道1号線を磐田バイパス、掛川バイパスを通り島田から大井川左岸の県道に入ります。今日の国道1号はすごくスムーズで1時間半程で島田に到着、大井川の橋を渡ると水は予想通り青くきれいでした。大井川の左岸沿いの県道に入り、第二東名の建設中の橋が見えてくると水路のような川の橋を渡りますが、この川は汚い水を大量に大井川に流し込むので、この川より上流は更に水がきれいになります。明日のゴールは駿河徳山駅前の河原にするので、ここを下見することとしました。国道362号の淙徳橋を渡ってすぐ左側に川に通じる道があり、そこを行くと何とか車で川に出ることができます。ただ車を駐車する場所から川までかなり距離があるのでカヌーを運ぶのが大変そうな感じがします。
![]() |
![]() |
国道からの入り口は砂利採石場のすぐ脇ですが、そこを入って坂を降りて右折し、さらに少し進んで左折し仮設の橋を渡ると、やっとで土手に出ることができます。結構分かりづらいので、下見をしたほうが無難でしょう。川原も乗用車ならスタックしそうな所もあるので深入りしない方がいいと思います。この川原から駿河徳山の駅までは歩いて5分ほどです。ゴール地点の下見を終えて、今日キャンプをする予定の川根両国のつり橋に向かいました。つり橋に到着してみると、確かにトイレがあって、一応炊事場といえる場所もあります。ただすぐ近くを工事していて、更につり橋に来る観光客から丸見えなので、ゆっくりキャンプできそうではありません。
![]() |
![]() |
誰か他にキャンプをしている人がいれば、ここでテントを張ったかもしれませんが、あいにく今日は誰もいないので、1,000円で泊まれる魅力を捨てて、9月に泊まった池の谷キャンプ場に行くことにしました。川根両国から10分ほどで池の谷キャンプ場に到着し、キャンプ場に入ってみると誰もいません。すでに4時を回っているので、ここに決めればキャンプ場は我が家の独占となりそうです。独占はいいのですが、この広いキャンプ場に我が家だけでは余りにも寂しすぎます。結局ここも辞めることにして、八木キャンプ場に行ってみることにしました。八木キャンプ場も池の谷キャンプ場から10分ほどの場所にあります。八木キャンプ場についてみると、小さい子供連れのファミリーがテントを張っているところで、ライダーも一人宿泊するようです。ここなら寂しい思いをせずに済みそうなので、今夜のキャンプ地は八木キャンプ場にすることにしました。この前来た時にはなかった立派な管理棟に行っても管理人さんは不在で、入り口の張り紙に書いてある電話番号に電話すると、「すぐに行くのでテントを張っているように」とのことなので、先客のファミリーから少し離れた水道の近くにテントを張ることにしました。すぐに管理人さんは現れ、料金の3,200円を支払いましたが、管理等にはシャワーもあるようで、数年前に来たときよりは整備されています。
![]() |
![]() |
料金はやっぱり高いと思いますが、安心してキャンプできそうなので、良しとしましょう。このキャンプ場は9月の3連休には国体のカヌー競技が行われた場所なので、その時に使われた看板がたくさん残されていました。すぐ横の大井川も国体の為に人工的に流れが変えられています。ただダムが放水していないので、キャンプ場の前の大井川は水はとても少なく、とてもカヌーに乗れそうではありません。人工的な流れに小川の様な水量で興ざめしてしまうことは否めません。せっかくカヌー競技したのだから、いつでもカヌーができる川にして欲しい思うのは私だけでしょうか。
![]() |
![]() |
設営が完了し、ビールの買出しから戻ると、既に真っ暗になっていて気温も下がってきました。この気温の感じは夏休みに行った北海道のキャンプ場と同じような感じでした。炭火で焼肉などを食べた後に空を見上げると、とても綺麗な星空です。となりのファミリーの焚き火をみて、我が家も今度キャンプするときは焚き火をしてみよう、などど思い、早めに就寝しました。テントに入ると心地よい大井川の音を聞きながらすぐに眠りにつきました。
10月5日(日)
朝6時半に全員が起床し、7時半に出発です。今日は午前中に千頭から駿河徳山までの大井川カヌーツーリングをするつもりです。駿河徳山発8時59分の大井川鉄道で回送する予定でしたが、千頭の川原についたのが7時40分過ぎだったので、一本早い8時19分の電車に乗れそうです。急いでカヌーを下ろし、正樹と二人で駿河徳山に向かって出発しようと走り出しましたが、パドルを車から下ろし忘れたのを気付きました。このまま走り出していたら危うくカヌーに乗れないところでした。やっぱりあわてて準備する時は忘れ物に要注意です。昨日下見した駿河徳山の川原に到着したのは8時10分頃で、最初はのんびり歩いて駅まで行きましたが、この駅は国道の目の前ですが、入り口は反対側で歩いて大きく迂回しなくてなりません。途中から走ったり歩いたりしながら、駅に着いて切符を買うとすぐに8時19分発の千頭行きはホームに入ってきました。千頭までは3駅間で10分間の乗車です。大井川鉄道はいろんな私鉄の古い車両が走っています。今回乗車したのは古い近鉄特急でした。この近鉄特急に乗って川の様子を見ながら10分間の乗車を楽しみました。

千頭に着いて着替えを済ませるといよいよ大井川ツーリングがスタートです。今日はしおりのカヤックとアパラチアンの2艇で川を下ります。スタート地点の大井川は水もきれいで漕いでいてとても気持ち良さそうです。しおりは河原で集めた流木で木琴を作って遊んでいました。
![]() |
![]() |
水量は9月の時とほぼ同じくらいなので、そんなに押し歩く必要もなさそうです。それでもスタートしてすぐの瀬は順調にクリアしましたが、次の右カーブ手前のざら瀬では岩に座礁です。9月にソロで下った時にはそのまま行けたのに、タンデムになると行けない所が出てきてしまうようです。アパラチアンがしおりの進路を塞いでしまったので、しおりもカナディアンの横で座礁となってしまい、9月の時のように順調に行かないような感じがしてきました。
![]() |
![]() |
ざらの瀬の後の右カーブをクリアし、県道と大井川鉄道の鉄橋をくぐると、川は山の中に入っていきます。流れは常にあって浅くなって岩に乗り上げることを気をつけてさえいれば、気持ちよく川を下って行くことができます。橋をすぎて少し進むと逆S字に曲がりくねった小さな瀬になります。ここはタンデムでそのまま行くと岩にぶつかりそうなので、ママを下ろしてソロでクリアです。しおりは何の問題もなく軽くクリアしてきます。カヤックの操作性の良さを実感してしまいました。ここをクリアし最初の休憩となりました。
![]() |
![]() |
今日は残念ながら天気は曇ってしまっていますが、それでもカヌーを漕ぐにはちょうど良い季候です。川も素晴らしいのに、大井川には我が家以外のカヌーイストは来ていません。あんまり人気が出てしまうのも困りものですが、もう少しカヌーイストが大井川に来てもいいと思います。ここを出発しても気持ちの良い川が続きます。カーブの手前に小さな瀬があるのは、気田川に良く似ています。ソロでは簡単にカーブをクリアできますが、タンデムでは重量が重いからだと思いますが、カーブをクリアするのに神経を使います。特にカーブの手前でインコースに入ると強力にカヌーが回されそうになり、下手をすると食われて沈しそうな事もあります。下流側にリーンさせて、ひたすらスターンでドローをすることによって、沈をこらえる事が数回あったので、タンデムでツーリングする場合はスターンに乗る人が、この程度の技量がないと辛いかもしれません。
![]() |
![]() |
国道の橋をくぐると、大井川鉄道の鉄橋までに小さな瀬があります。鉄橋の橋脚の手前で流れが二つに分かれますが、右の流れに乗っていけばそのまま乗って行くことができます。ただその後の分流ではどちらに行っても乗っていくことはできそうにありません。この辺りに増水で壊された桟橋みたいなものが残っていました。
![]() |
![]() |
2回目の休憩は、9月のゴール地点だった青部の吊り橋前の河原にしました。自分一人なら休憩なしで漕いでいけますが、小学生のしおりはかなり疲れたようです。菓子パンを水分をしっかり補給して、あと4km程のツーリングに備えています。時間に余裕があれば吊り橋を渡ったりしてゆっくりしたい所ですが、今日は少し休んですぐに出発しました。
![]() |
![]() |
青部を出発するとすぐに小さな瀬の後に右直角カーブとなります。ここは本流が正面の岩にぶつかっているので、気田川の直角カーブによく似ています。ここでしおりが、この瀬をどのようにクリアするのか、観察してみました。瀬に突入するとしっかりパドリングしてカーブの手前で左にスイープ、そのまま良い角度でエディーに入り、フネが回されないように強く右漕ぎし、あっさりクリアしました。カナディアンに4人乗って岩にぶつかりそうになりながらツーリングするよりずっと安全みたいです。
![]() 瀬に入り力強くパドリング |
![]() しっかり漕いでいます。 |
![]() そろそろ曲がる準備です。 |
![]() ここで左にスイープ |
![]() エディーに入り強めに右にパドリング |
![]() 無事にクリア |
この直角をすぎて発電所をすぎると流れが左にカーブし、その外側にはテトラが埋まっています。流れがテトラに向かって流れているのが上流から確認できました。あまり険悪では無さそうですが、やはりリスクは背負いたくないのでここは、2艇ともライニングダウンすることとしました。
![]() |
![]() |
テトラの左カーブを過ぎ榛原川の合流を過ぎると、川は中川根町の町に入ってきます。国道の万世橋を越えるともうすぐゴールです。橋のすぐ下流で流れは二つに分かれ、小さな瀬の後に左に直角にカーブします。左の流れに乗っていけば、流れがそのまま正面の岩にぶつかっているので、我が家は右に行くと水量が少なく、あえなく座礁です。少し歩いて瀬をクリアすると、体制を立て直す余裕もなく、左の流れの合流地点に入り、左の流れに押されて横から岩に激突。ぶつかった勢いで危うくひっくり返されるところでしたが、何とか持ちこたえることが出来ました。右の流れに入ったのは、判断の誤りだったようです。

ここを過ぎるとゴールの手前に、今度はもう一度左に曲がるカーブがあり、ここも流れが岩にぶつかっています。さっき岩にぶつかっているので、ここはママを正樹を下ろしてソロでクリア、しおりも無事にクリアし沈なしで大井川ツーリングは終了しました。結局ゴールしたのは12時で、休憩を入れて約3時間のツーリングでした。小学生のしおりは今回はカナディアンに引っ張られることもなく、自分ひとりの力でゴールできたので、徐々に体力がついてきたようです。今日のツーリングでは、他のカヌーイストに会うことは全く無く、完全に我が家の貸切状態でした。。ゴール地点では我が家が車を止めた場所が、川の流れから非常に遠く、途中2メートルくらいの崩れやすい崖みたいな所を登らなくてはなりません。次回来るときは駐車する場所を変えた方がよさそうです。崖みたいな場所をロープでカヌーをひっぱり上げたり、着替えをしたりしたので、駿河徳山の川原を出発したのは12時半を回っていました。気がかりなのは、八木キャンプ場にテントを張りっぱなししてあるので、管理人さんに文句を言われてしまう事でしたが、キャンプ場に戻ってみても管理人さんは不在で、特にチェックアウトの時間も規定されていないので、ゆっくりしていても大丈夫そうです。キャンプ場でお昼を食べて撤収を開始し、撤収が全て終了したのが2時半頃でした。

誰もいない八木キャンプ場を後にして、ツーリングの途中にしおりと約束したアイスを買う為に、中川根のコンビニに止まっていると、すぐ近くでSLの汽笛の音が聞こえました。車を走らせて見ると、国道の対岸をSLが煙を吐きながら走っています。ちょうど車を同じくらいのスピードなので、ちょっと頑張れば追いつきそうです。それでも安全に車を走らせると、下泉の駅でSLが停車しています。すかさず車を止めて記念撮影できました。ただ大井川鉄道のSLは千頭行きは前向きで走りますが、金谷方面に向かうときは後ろ向きで走ってくるので、ちょっど格好が悪いのが玉に傷です。それでもとても迫力のあるサウンドを響かせて走るSLに家族みんなで大興奮してしまいました。下泉をSLが出発したので、我が家も車を走らせると、今度は塩郷の駅で停車するSLに追いつき、今度は目の前で見ることができ、その音と姿に見とれてしまいました。
![]() |
![]() |
塩郷の駅を出発したSLは汽笛を響かせながら、大井川沿いの線路を金谷に向けて走り去って行きました。初めて目の前でSLを見ましたが、こんなに迫力があるとは思ってもいなかったので、とても印象深いものとなりました。

最後にSLも見ることができて、帰りの車の中ではSLの話題で持ちきりとなり、大満足のうちに大井川を後にしました。帰りの国道1号がすいていたこともあって、自宅に帰り着いたのは5時過ぎで、次の日に疲れを残すこともなく、とっても楽しかった大井川キャンプ&カヌーツーリングは無事終了しました。
旅行が終って
9月に続いて行った大井川でしたが、先月の良い印象そのままで、やっぱり楽しいキャンプ&カヌーとなりました。キャンプ場もなかなか良い、大井川カヌーツーリングも数回の押し歩きはあるものの十分に楽しめる、鮎つりも少ない、我が家から高速を使わず片道3時間以内、などの好条件が揃っているので、これからは豊川、気田川、大井川を我が家のホームリバーみたいな位置付けにして、カヌーイングを楽しんで行きたいと思っています。