土砂降りの大井川DRと気田川キャンプ

10月13日(月)

 先週漕いだばかりの大井川ですが、今週は待望のカヌー仲間と一緒に下れることになり、2週続けて大井川に来ることになりました。12日の晩は吉田インター近くの祖母の家に泊まり、朝6時半に千頭に向けて出発です。今日は関東からKevi家の皆様と、あず家、さらに初めてお会いするメル家も大井川に来てくれることになり、カナディアンカヌー5艇とダッキー1艇の合計6艇で大井川をツーリングします。ただ天気予報が雨の予報で、雷を伴って一時強く降る予想で非常に不吉です。しかし朝起きてみると雨は降ってなく、時々青空も見えているほどです。テレビの予報を見てみると、まとまった雨雲が紀伊半島上空にあって東に向かって流れてきています。この雲が来ると大雨になりそうなので、なるべく早くスタートした方が良さそうです。朝8時に千頭の川原に集合ですがなるべく早く着きたいので6時半前に出発し、千頭を目指し大井川沿いの道を北上していると、下泉のあたりで川の水がまっ茶色になっています。

 これではとても駿河徳山まで行く気にはなりません。ただ今日は仲間と一緒なので青部のつり橋であがる必要がないので、少し千頭到着が遅くなりますが、ゴール地点を探すことにしました。榛原川の合流地点の少し上流にゴールできれば、と思いましたが、国道が走っている右岸は全く車で川に下りられそうな所はありません。左岸に行ってしまうと細い県道がありますが、左岸をこれから探すには時間が掛かりそうです。ここで榛原川の橋の下流側に川に下りられる道を発見し、川に下りてみると流れの近くまで入ることができるので、ここはゴール地点に使えそうです。ただ榛原川の下流なので、この汚い水を横切って、汚い水の上でゴールしなくてなりません。

 ただこれ以上時間をかけて探すわけには行かないので、ここをゴール地点に決めて、みんなの待っている千頭に向かいました。千頭に到着したのが8時10分ほど前で、すでに他のみんなは到着していました。皆様と挨拶を済まし、早速ツーリングの準備開始です。

 着替えを済まし車の回送を終えて、千頭をスタートしたのが9時半くらいになっていました。何とか降らずにいた空からスタート頃になるとポツポツと雨が落ちてきました。それでもこのまま降ったりやんだりかな〜、などど安易に考え千頭の川原から大井川に漕ぎ出しました。前日から降った雨で少し水量は先週より多いようです。

 最初の小さな瀬も楽しくこなし、先週は途中で引っかかった岩が転がっているざら瀬に突入です。少し水量が多いおかげで、タンデムのメル家も乗ったままクリアでき、順調にツーリングはスタートしました。ざら瀬の後の切り立った岩場が雨にぬれてなかなか迫力があります。

 少し水量は多いものの、水はあまり濁っていないので、水量としてちょうど良いかもしれません。県道の橋と大井川鉄道の鉄橋を連続してくぐり、川は深い山の中に入っていきます。私以外のメンバーは全員大井川初体験ですが、みんな「いい川だね〜」と言ってくれて、強力にお勧めしていた私にとっては、最高の誉め言葉を皆様から頂たようで、こんなにうれしい事はありません。山に入ると流れが狭まり川は逆S字に流れていきます。ただ流れは速いですが、岩に流れが強力にぶつかっていないので、怖い思いをせずに漕ぎぬけることが出来ます。

 ここを過ぎた右岸の、カヌーでしか行けない川原で最初の休憩となりました。この頃より雨が徐々に強くなり、もう止む雰囲気はなくなってしまいました。それでもこの川原でお菓子を食べたり水分補給など長めの休憩です。スタート地点で入れた浮力体のエアーが抜けてしまっているので、ここで空気も入れて出発することにしました。スタートしても、川は山の中を気持ちよく流れ、水量も多く雨が降っているのに、みんな楽しそうです。(と思っていたのは私だけかもしれませんが・・・)

 深い山を抜けると、国道の橋と大井川鉄道の鉄橋をくぐりますが、大井川鉄道の鉄橋は橋脚のすぐそばしか通ることができません。橋脚にはあまり近づきたくないのですが、ここは橋脚に吸い寄せられることもあまりないので、そんなに気にすることはないでしょう。千頭からスタートして一番目にある県道の橋も同じような事が言えると思います。


崎平の大井川鉄道鉄橋            スタートして1本目の県道の橋 

 鉄橋をくぐり左右の分流を右の流れに乗って少し行くと、前のレポで壊れた桟橋みたいなものと書いてしまった施設の前を通過します。この施設は聖牛といって、木を使ってテトラと同じ役目をするものだと、akiさんのホームページを見て初めて知りました。無知な自分が恥ずかしい・・・ただ今日はこの聖牛が一部ストレーナーになっていたので、我が家はライニングしました。この下の河原で2回目の短い休憩です。前の休憩から雨が一段と激しくなり、雨水がカヌーに溜まりだんだん水船状態になってきたので、ここでカヌーをひっくり返して水抜きしましたが、他のみんなはヒルジポンプで水を出しているのを見て、思わず欲しくなってしまいました。でも、結構ヒルジポンプって高いんですよね〜。

 ここまで来るとゴールまではあと3分の1程のはずです。今度はあずさんが先頭で残りの3分の1をスタートしました。雨は一段と強くなり、顔にあたる雨粒が痛いほどです。徐々に水量も増えてきているような感じがします。次の直角カーブは水量もあってなにやら本当に気田川の直角カーブのような迫力になってきました。

 青部の吊り橋をすぎ、発電所下のもう一カ所の吊り橋を過ぎるともうすぐゴールも間近のはずです。雨は本当に土砂降り状態となり、またカヌーに水が溜まってきました。それでも雨に煙った吊り橋などをみながら、楽しく漕いでいます。この雨の中カヌーを漕いでいる人を普通の人が見たら、やっぱり「近寄りがたい人間達」に見られたかもしれません・・・

 右岸の山が途切れると、ゴールの榛原川の合流が見えてきました。一番最後に汚い水を横切らなくてはならないのはとても気分が悪いものですが仕方ありません。先頭のKevipaさんに続いて我が家も2番目でゴール。雨水が大量に溜まった重いカヌーを、汚い水の中を引きずりながらゴールしたのは11時半頃でスタートしてちょうど2時間でした。こんなすごい雨なのに、ゴールしたみんなの顔が晴れやかなのをみて、とってもホっとしました。

 車を取りに行こうとすると、途中にベージュのカナデイアンを積んだ車を発見です。気田川でキャンプをしていたTAKEさんが遊びにきてくれました。「こんなに雨が降っているのに、川が濁ってないね〜」と感心されています。しかし千頭に車を取りに行くと、徐々に茶色に濁ってきていました。濁る前に漕げて運が良かったかもしれません。着替えも終わってみんなで話す内容は、「こんな雨なのに良く漕いだね〜」と、「今度は晴れているときに来ようね〜」でした。「もう来たくない!!」って言われなくて本当に良かった!
 メル家はここで帰宅されるので一足早く東京に向けて出発し、他のメンバーは気田川の秋葉神社下社前に向かって移動開始です。中川根からとっても狭い国道(酷道)362号を春野に向かって走り出すと徐々に青空まで見えてきました。春野に着く頃には見事な青空です。なんかカヌーツーリングしているときだけ土砂降りだったみたいでした。下社前に着いてみると、流れが大きく変わっているのにビックリです。本流は左岸よりに移動しキャンプ場の下は増水した影響で今は流れがありますが、平常の水位ならほとんど流れがなさそうです。

 今日のキャンプはパパ一人なので、バイクツーリング用のテントを張って、次の日に学校がある正樹を家に送りキャンプ場には7時前に戻るつもりです。3時過ぎにキャンプ場を出て自宅に着いたのは4時半前でした。家でシャワーを浴びて、濡れたウェットなどを洗った後に自宅を出発。途中浜名湖大橋の上できれいな夕焼けを見ることができました。

 キャンプ場に着くとお楽しみの酒盛りです。Kevi家、あず家においしい料理をごちそうになり、楽しい会話をしているうちに気がつくと11時半となっていました。楽しい時間は過ぎ去るが早すぎるようです。

10月14日(火)

 きのうは晴れていましたが、夜中に結構雨が降ったようです。朝起きると降ったり止んだりの天気で今日も天気に恵まれません。気田川の水位は+1メートルとかなり多い状態で漕いでも楽しそうではありません。豊川の水位を聞くとちょうど良さそうなので、今日は豊川で漕ぐことにして撤収を開始です。9時に撤収が終了し豊川のスタート地点となる牛渕に向けて出発しました。春野から愛知県鳳来町の牛渕までは約1時間かかります。牛渕に着いたのは結局10時を過ぎとなりました。ここで川を見ると水量はかなり多いようで、水位のデータより多いような感じです。おまけに雨も降り出したので、二日続けての土砂降りツーリングはやっぱり辛いと言うことで、今日のツーリングは止めることになりました。残念ですがこればかりは仕方ありません。せっかく豊川に来てもらったのに残念ですが、また来てもらうことを約束して、あず家とはお別れとなりました。Kevi家は翌日もお休みという事なので、せっかくだからと我が家に来て頂き、泊まっていってもらうことになりました。しおりは会えないと思っていたKevi家の皆様との再会に大喜びでした。Kevi家の皆様、本当にありがとうございました。

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