南信州&奥三河紅葉バイクツーリング(05年11月)

はじめに

 今年最後となるかもしれないバイクツーリングのチャンスが11月4日の平日に巡ってきた。でもこの時期だと早朝はまだ暗く、冷え込んでくるので7時前の出発はムリ。と言うことはそれほど遠くへのツーリングは難しいので目的地を飯田方面とし、とりあえずR151を北上し帰りはR153で治部坂あたりの紅葉を楽しんで帰ろうと言うコースに決めて当日を迎えたのでした。

11月4日(金)

 結局いつもの通り朝6時に起きて、ランニングをして朝食を食べて出発準備が整ったのは8時過ぎ。さらにウダウダとしていたので、出発出来たのは8時半ちょうど。自宅を出てバイクに乗って走り出すと、空が真っ青で本当に気持ちイイ〜!!そんな最高の気分の中、いつものように浜名湖沿いを北上し三ヶ日から山に入り鳳来へ。鳳来からは飯田へ通じるR151に入り湯谷温泉を過ぎた辺りにある湯谷園地にある、きれいなトイレで一回目の休憩に。ここでちょっと一息入れるとすぐに出発。R151を順調に北上していくけど、この辺りからかなり冷え込んできて、普通のグローブでは手がかじかんできてしまうほど。そんな事でここで冬用のグローブへ変更。グローブを変えると最初は感覚が狂って、かなり変な感じとなるのだけど、これは10分もすれば慣れてしまうもの。グローブを変えて手も温かくなったので、平日で交通量のそれほど多くないR151を気持ちよく走り、僕の大好きな峠道をマイペースで楽しむと豊根村の入り口ある大和金トンネルへ到着。


湯谷園地で第一回目の休憩に

豊根村入り口にある大和金トンネル

 この狭いトンネルを抜けて豊根村に入ると一気に紅葉が美しくなり、山全体が紅葉している姿に思わずバイクを止めて見入ってしまうほど。さらに道路脇には真っ赤に染まった、木も見ることが出来てこれは紅葉ツーリングとして最高の日かも。


渓谷沿いに広がる紅葉した木々

真っ赤に染まった紅葉

 こうなるとバイクで山道を気持ちよく走る、と言う目的より紅葉をゆっくりと見る、という事がもちろん大事なので、ゆっくりとバイクを走らせあっちこっちの山を眺めて走って行くことに。山を見ながらゆっくりと走り、茶臼山の入り口を通過。ここから先は何年も走っていないルートなので、慎重にバイクを走らせると10時半ちょうどに愛知県と長野県の県境にある新野峠に到着。ここから先は南信州となるのだけど、どうもこれから行く方向には雲がかかっているような・・・それでもそのままR151を北上し、阿南町にある道の駅で2回目の休憩をすることに。


10時半に長野県境の新野峠に到着

阿南町の道の駅で2回目の休憩

 ここで地元のライダーとお話をすると「茶臼山の紅葉が今見頃らしい」とのこと。今日は飯田からR153で治部坂を通り津具経由で帰るつもりだったけど、この言葉を聞いて津具に寄らずに根羽から茶臼山に寄ることに決定。そんな情報に感謝しながら、地元のライダーと別れ阿南町の道の駅を出発。出発すると先ほど見えていた曇り空の下に入ってしまい、寒さがかなり厳しくなってきました。参ったな〜と思って道路脇にある温度計を見たらなんと気温は10度でした・・・どうりで寒い訳だ、と一人納得。そんな寒い中を走り阿南町から下条村へ。


ただいまの気温は10度

阿南町の渓谷沿いに広がる紅葉

 下条村からは予定通りR151を左折し県道を走って阿智村へ。阿智村からはR153を走り治部坂の紅葉を見に行くつもり。しかしお腹も空いてきたし、かなり寒いから暖かいおそばでも食べたいと、以前から阿智村で気になっていた蕎麦屋さんに寄ってみることに。僕のイメージしていた蕎麦屋さんは、R153の登坂車線があってヘアピンカーブを抜けた右側にあるお店でした。しかしその手前にいかにもおいしそうで、平日なのに駐車場にかなりのクルマが止まっているお店を発見。通り過ぎてからここにしよう!とすぐの脇道に入ってUターンをしようとして右足を着こうとしたら、ズルっと滑ってあえなく立ちゴケ・・・今日は荷物もないし一人で起こすぞ〜、と気合いを入れてヘルメットを脱いで倒れたバイクへ。膝をついて全力を込めて起こそうとしたけど、足下は砂利が浮いているし、ガソリンも漏れだしているのでまったく踏ん張りが効かず・・・2〜3回チャレンジしてあっけなく諦めました(涙)。と言うのもこれから入ろうとする蕎麦屋さんから運良くバイクが一台走り出してこちらに向かって来るのが見えたんです。もう思い切り助けて光線を発射(笑)したら、バイクを止めて一緒に起こしてくれました!そのライダーに感謝しお礼を言ってから、そのライダーが走り去るのを見送って、僕はお楽しみの蕎麦屋さんへ。


立ちゴケしてしまった現場です。

R153沿いにある蕎麦屋「末廣屋さん」

 バイクを駐車場に止めて店内に入ると、とっても感じの良い店員が迎えてくれました。「今日は特別にきのこの天ぷらが600円(通常800円)でやっているのでいかがですか」との言葉に誘われて、きのこの天ぷらとかけそばを注文。本当なら冷たいざるそばを食べたかったけど、余りにも寒いので暖かいもりそばを注文せざるを得なかったのがちょっと残念だけど、きのこの天ぷらはかなり期待できそうです。そんな事でワクワクしながら待つこと数分で、出てきたきのこの天ぷら思った以上に種類があって「おいしそう〜」実際に食べてみると、衣はかりかりしているし、きのこ自体も歯ごたえがあって味もしっかりしていてこれはウマイ!次に出てきたかけそばも、暖かいから風味が失われているとは言いながら、こちらもとっても美味しくて本当に満足。最後にそば湯をたくさん飲んでもシアワセ〜。


特別価格の600円だったきのこの天ぷら

こちらはかけそば800円

 おそばで満腹なって大満足で末廣屋さんを後にすると、R153を治部坂に向かって出発。峠に向かって走り出し標高を稼いでいくと、山全体が紅葉に染まる姿が迫ってきて本当に綺麗の一言。さらに治部坂スキー場に近づいていくと、遠くには御岳の姿も見えてとにかく絶景〜なのです。


山全体が紅葉に染まる景色

治部坂から見た紅葉&遠くの山並み

 国道沿いから宿り木の湯の辺りまで行ってみると、こちらは通り沿いの木々が見事に紅葉していて、まさに見頃と行った感じ。治部坂に来たのは本当に正解だったようです。


宿り木の湯前にて

通り沿いに広がる見事な紅葉

 治部坂の紅葉に満足すると、次は茶臼山に向かって出発。気持ちのイイR153を快適に走り、根羽からは県道へ。この県道沿いも紅葉が見事なはず。そんな期待を込めて山道をいつもよりかなり遅いペースで景色を見ながらゆっくり走っていると、期待通り見事な紅葉が目の前に。特に県道に降り注ぐように紅葉している区間は素晴らしいの一言。


真っ黄色に色づいた木

まさに紅葉街道でした。

 そんな景色を見ながら県道を走るとすぐに茶臼山高原へ。茶臼山高原の快適なワインディングを走っていると、またまた景色に素晴らしい場所を発見。ここも遠くの山並みがきれいに見えるし、手前の山々は紅葉しているし、空は青空だし、ととにかく申し分ばない景色が広がっていたのでした。ここで写真を数枚撮影してから茶臼山登山口にある第4駐車場へ。今日は平日だからほとんどクルマが無いと思ったら、大間違いでほとんど満車と言う状態にかなりビックリ。


遠くには雪を被った山々が

かなりのクルマが茶臼山に訪れていました

 そんなクルマの多さにオドロキながらも、第4駐車場でちょっと盛りの過ぎた茶臼山を眺めた後で、今度はレストランやはず前に移動。こちらからはスキー場のある萩太郎山の綺麗な紅葉が見ることが出来ました。ただちょっと盛りが過ぎているかもしれません。ここで紅葉を見ながらベンチでゆっくりと休憩をしてから、やはず池を後にして、せりぬま池に行ってみるとこちらは紅葉が見頃のようで、カメラを持った人たちがたくさん池の廻りで写真を撮影しているほどでした。


やはず池から見た萩太郎山

紅葉が見頃だった、せりぬま池周辺

 そんなせりぬま池で撮影を済ませると後は帰るだけ。茶臼山から県道を一気に豊根村まで下り、R151に出ると朝通った道を戻ることになります。途中茶臼山からの県道から見る紅葉にカメラを向けたりしながら、バイクを走らせたけどそろそろ心配なのがガソリンの残量。なんとか自宅まで戻れると思ったら、湯谷温泉あたりでリザーブに。湯谷温泉から約50kmあるからギリギリかな〜、と思いながらそのまま走り続け無事に自宅近くのセルフのGSに到着。XJRのタンク容量は21Lだけど入ったのは19.5L。走った距離は288kmなので燃費は14.7km/Lでした。


茶臼山から下る県道沿いの紅葉

燃料計はEを振り切ってました(笑)

 11月に入ってかなり寒くなってきてバイクには厳しい季節になってきたけど、これだけ綺麗な景色を見られるなら寒いのも我慢出来るでしょう。同じ紅葉を見に行くのでもバイクとクルマでは全く違った印象があるので本当にバイクは止められないのです。今年はもうバイクのツーリングはおしまいかもしないけど、また暖かくなったらツーリングに行きたいな〜、と思っています。

おしまい

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