MTB合宿&気田川ダウンリバー(2004年10月)
毎年秋の恒例となった静岡市の超山奥にある、井川でのサイクリングクラブの合宿&カヌーツーリングに今年も行ってきました。今年は3年目にして過去最多の6人が参加。そのうち二人が山岳ツーリングは初めてというので、いきなり担ぎあり階段降り有りのハードな山岳ツーリングに耐えることができるのか、ちょっと不安・・
![]() 大増水中の大井川(千頭にて) |
MTB合宿は日曜日が現地解散となるので、日曜日はカヌーに乗りたい私と、カヌーは持っていないけど乗ってみたいという、yotaさんとこうへいさんを連れて気田川ダウンリバーの予定です。本来ならせっかく大井川上流の井川に行くのだから、大井川をダウンリバーしたいところですが、毎週のように訪れる台風のお陰で大井川は濁流のまま。そのため井川からはクルマで3時間もかかる気田川でダウンリバーをすることになったのでした |
10月23日(土)
![]() 地元のスーパーに集合した2台のクルマ |
朝6時半に地元の24時間営業のスーパーに集合。我がミストラルにはルーフにはカヌーが2艇、スペアタイヤにはMTBが2台。さらにカーゴルームに前後輪がハズされたMTBが1台が積まれるスーパーアウトドア仕様で集合場所に到着。スーパーに到着後数分でアトレーセブンにMTBを3台積んだ部長のクルマも到着。このスーパーで宴会の買い出しをしてから出発となります。 |
宴会の食材と大量のアルコールを買い込んでスーパーを出発したのは7時半。すでに30分も予定より遅れているのはいつものこと(笑)。今日の参加メンバーは、MTB活動の常連である、サイクリングクラブ部長とこうへいさんと私。そして奈良へ出向中のyotaさん、さらに去年高級MTBは買ったものの山には走りに行っていなかったkanちゃん、最後に富士登山に参加したばっかりに、強制的にサイクリングクラブの部員されてしまったババチャンの合計6名です。愛車のないババチャンのMTBは今回は借り物ですが、次回にはピカピカの新車で登場してくれるでしょう(笑)。翌日のカヌー組の為に井川へ行く道は、R362で春野経由としましたが、これがそもそもの大間違い。R362は春野からは非常に狭い酷道と化し、全くスピードが上がりません。そんなルート間違いのお陰で大井川上流の本川根に到着したのは10時半過ぎ・・・これでは井川に到着するのは12時を過ぎてしまうでしょう。それでも途中の長島ダムでは放流中のダムの近くに架かる飛沫橋を渡ってみると放流中のダムの迫力にビックリ。
![]() 飛沫橋の上で |
![]() タイミングよくアプト式が出発 |
そんな寄り道のお陰で目的地の井川にある県民の森に到着したのは12時半。この時間なら山岳ツーリングを始める前にログハウスにチェックインした方が良さそうです。チェックイン時間は1時からですが、受付では気持ちよくチェックインの手続きをしてくれてまずはログハウスへ。ここで荷物を下ろしMTBの準備を整えると、お楽しみの山岳ツーリングは予定時間よりかなり遅い1時過ぎにスタートとなりました。
![]() 新車の前でポーズ!のkanちゃん |
![]() これが使用前?の表情 |
今日のコースはログハウス前から5kmほど舗装路を登り、そこから登山道に突入。笹山までは頑張ってMTBを担いでそこでランチ。笹山からMTBに乗ったり担いだりしながらログハウスに戻る予定です。MTB初心者のkanちゃんとババちゃんは、舗装路の登りのキツさにいきなりMTBに乗っていられず、急坂を押して登りだしてしまいました。これは後が思いやられそう・・・それでも途中の水場で休憩し登山道の入り口に到着。
![]() 出発して5kmの水場へ到着 |
![]() いよいよ登山道へ |
![]() MTBを頭に乗せる独特のスタイル |
登山道に入るといきなり急な登りとなり、MTBを担いで登ることになります。自分一人でも登りはキツいのに、自転車の重さも加わるとさらにツライものがあります。MTBの担ぎ方は、フレームのトップチューブを肩に担ぐのが基本ですが、担ぎ方は人それぞれあるようでyotaさんは頭の上に乗せて担ぐのが一番ラクだと言って途中からは頭に乗せて登りだしたのには驚きました。 |
思い思いのスタイルで、急坂を担いで登っていると、ようやく今日のランチポイントである標高1,763mの笹山に到着。天気が良ければここから富士山がくっきりと見えるハズですが、今日は雲がかかり全く見ることが出来きません。
![]() 初めてとは思えないほど元気なババちゃん |
![]() かなり疲れたkanちゃん |
ここでかなり遅いランチタイムです。メニューはもちろんお湯を沸かしてカップラーメン&おにぎり、そして食後にはコーヒーなんです。山の上で食べる熱いラーメン&コーヒーの味は本当に格別。何度やってもこればかりはやめられません(笑)。
![]() 曇りの中 楽しいランチタイム |
![]() 標高1,763mの笹山 |
ランチを食べてコーヒーを飲んでふと時計を見るとすでに3時半過ぎ・・・この時期は5時には暗くなってしまうはずです。急に日没への不安が高まり、そそくさと撤収をして笹山からのダウンヒルを開始。
![]() かなり下まで飛ばされたyotaさん |
ここからログハウスまでは6割方乗って下れるはずです。ただしこのルートは木製の階段が多く、フロントにサスペンションがないMTBはかなりツライコースなのです。そんな中先頭を走るyota号が階段に前輪が詰まってあえなく転倒。MTBをその場に残して本人は約2mほど下へドスン!それでもアザ程度すんでヨカッタヨカッタ・・・ |
そんなトラブルがあったものの、誰もいない登山道をMTBで駆け下りるのはかなりの快感。しかし日没の時間は徐々に迫りさらに悪いことにキリまで出てきました。楽しい顔をしながらも内心は、日没に対するかなりの不安を感じながらもダウンヒルは続きます。
![]() キリまで出てきてちょっとイヤな雰囲気 |
![]() またコケそうなyota号 |
![]() 立ちはだかるV字谷 |
しかしこのコースには最後になって急な登りが待っているのです。急な下り坂の目の前に現れる壁のような階段の登り・・・2年前にここを走ったメンバーの脳裏にはくっきりとその印象が残っていて、通称「V字谷」と勝手に名付けられたこの急坂に恐れを抱いていました。できれば無くなっていて欲しい(あり得ないことですが・・・)と思いながら進んでいくと、やっぱりありました。それも思っていたより急坂で距離も長いので登る前に既にうんざり・・・ |
それでもここを乗り越えなければゴールはあり得ないので、ゆっくりと階段をMTBを担いで登り、何とか全員がV字谷を克服。この時点で4時半なので何とか日没までにログハウスにたどり着けそうです。途中の分かれ道では偶然にショートカットルートを発見。そのショートカットルートを気持ちよく下っていくと、いきなりログハウスの目の前に到着。こうして終わってみると全員が何とかゴール出来たのでした。
![]() 途中の分かれ道にて |
![]() kanちゃんも無事ゴ〜ル |
MTBツーリングが終わると、夜はお楽しみのお鍋で宴会の時間です。大きいクーラーボックス一杯に買い込んだ食材をザクザクと切ってザルに並べると準備完了。グツグツと煮立つ鍋を目の前に、はやる気持ち(笑)を抑えて乾杯の時間を待つ部員達・・・
![]() 食材をザルに並べて〜 |
![]() とってもおいしそうな海鮮鍋完成! |
全員がビールを片手にカンパ〜イ!それからはご想像の通りです・・・1時間後にはクーラー一杯の食材は全員の胃袋に全て収まり、テーブルの周りはビールの空き缶だらけ・・・そのうち日頃お疲れ気味のkanちゃんは早々にダウン。何か去年のこうへいさんを見ているような感じ。他のメンバーも日頃お疲れ気味なので10時すぎには就寝となったのでした。
![]() お待ちかねのカンパ〜イ |
![]() お疲れ気味のkanちゃんは早々にダウン |
10月24日(日)
MTB合宿は日曜の朝に現地解散ということで、yotaさん、こうへいさんと私は、今日は気田川でカヌーツーリングです。5時半起きで6時半出発のつもりでしたが、はやる気持ちが抑えられず5時過ぎには起床。てきぱきと準備して予定より30分早い、6時ちょうどに井川を出発。クルマで走り出すとちょうど南アルプスが朝焼けに染まりかなり良い景色。やっぱり早起きはトクするようです。
![]() 朝焼けに染まる南アルプス |
![]() リバエル井川スキー場前にて |
井川から大井川沿いを南下し、千頭、中川根と順調に通過。中川根からR362に入り、ひと山越えると春野町へ。ここで下社前でキャンプをしている川下り隊のhookyさん「9時には到着できま〜す。」と電話すると、kawaさんが私の日記を読んで頂いていて、なんとダッキーを準備してくれているとのこと。水量がいつもより多い気田川を、初心者のyotaさんとこうへいさんにアパラを漕がすにはかなり不安があったので、ダッキーを貸して頂けるのはかなりありがたいことなんです。そんな事で今日は川下り隊の皆様と一緒に、yotaさんとこうへいさんがダッキーでタンデム、私がカスケードでソロで漕げることになりました。電話を切ってからはダッキーの特徴などをクルマの中で話しながら、下社に到着したのは予定通りの朝9時。キャンプしている皆様にご挨拶をして、早速kawaさんに貸して頂くダッキーの空気入れを開始。
![]() とっても賑やかな下社前 |
![]() ダッキーの空気入れ開始 |
出発の準備が整うとクルマの回送へ。今日漕ぐコースは下社前から青橋までなので、青橋下流側にクルマを移動し、kawaさんのクルマで下社前へ。クルマの回送が終わってツーリングがスタートしたのは10時半を少し回っていました。今日漕ぐのはダッキー1艇、カナディアン2艇、C1が1艇、そしてカヤックが5艇の合計9艇、総勢10名の大船団です。
![]() ダッキーも準備完了 |
![]() 10時半過ぎにツーリングスタート |
ここから先のレポは3週連続(笑)となるので簡潔に・・・アルバム風にしました。
![]() 大船団が茶色の気田川を出発 |
![]() 力任せに漕ぐダッキーのでこぼこコンビ |
![]() 笹合橋下流でノンビリと休憩中 |
![]() noriさんのC1に乗るhookyさん |
![]() 高架線下でチンしちゃったnoriさん |
![]() もうヘトヘトですぅ〜 |
![]() 痛快な瀬に突撃〜 |
![]() カナディアンは絵になると思いません? |
![]() もうすぐゴールだ!漕げぇ〜 |
![]() 青橋前の瀬 |
![]() 青橋下流のゴールへ到着 |
![]() またまたご馳走になってしまいました・・・ |
楽しいカヌーツーリングが終わると、下社前では先々週に引き続いておいしい昼食までごちそうになってしまいました。ダッキーまで貸して頂いて、さらにおいしいランチまでごちそうになってしまい、川下り隊の皆様、今回も本当にありがとうございました!
最後に
毎年恒例となった井川でのMTB合宿&気田川ダウンリバー。二日間でMTBとカヌーというアウトドアスポーツを満喫できて素晴らしい企画です。どちらのスポーツもランニングコストがほとんどかからないので、最初に投資をしてしまえばあとは遊ぶだけです。MTBも5万円ほど出せば、フロントサス付きのそこそこ良いものが購入出来るので、カヌーイストの方も試してみる価値は十分ありますよ。特にカヌーがオフシーズンの冬でもMTBは楽しめるのが大きな魅力だと思っています。
おしまい