毎年恒例 井川MTB合宿&大井川DR(06年10月)

はじめに

 毎年恒例となったサイクリングクラブの秋の合宿。5年目となる今年はいつものメンバー3人で、10月最終週に実行されることが決定。今回は土曜日が井川でMTBと一日楽しみ、日曜日は大井川を「こうへいさん」とDRする事として当日を迎えたのでした。

10月28日(土)

 今回も例年と同じ集合場所は近所の24時間営業のスーパー。ここを6時に集合し、夜の宴会の買い出しをした後7時前には浜名湖を出発。今回は数年ぶりに土曜、日曜ともに晴れの予報なので、肝心のMTBも十分に楽しめそうな感じ。そんな期待をしながら順調にR1を東に向かって走り、いつもの通り島田からは大井川沿いを北上。大井川沿いを走りながら大井川の流れを見ると、水量はそこそこある上に澄んだブルーの水の色。これは明日の大井川DRもかなり期待出来るでしょう。天気も最高で気分も本当に最高〜、とイイ気分でクルマを走らせ千頭には9時ちょうどに到着。千頭駅前に来ると、ちょうど井川行きの大井川鐵道井川線のディーゼルカーが目の前の踏切を走っていく所でした。


いつものスーパーに6時に集合

井川へ向かう井川線のディーゼルカー

 千頭からさらに大井川沿いを北上し、井川からは一気に標高を上げて、目的地の県民の森へ到着したのは10時20分。今日はここのログハウスに宿泊するけど、受付は1時からのはず。しかしとりあえず県民の森の受付に行ってみると、チェックイン出来てしまったので冷蔵庫や荷物をログハウスに置くことに。冷蔵庫の電源を使えると言うことは、夜の宴会の時には最高に冷えたビールが飲めるということなのです。これはかなりトクした気分で、荷物をログハウスに置くとすぐにMTBの準備を開始し、MTBツーリングの準備が整ったのは11時ちょうど。


県民の森のログハウス

11時ちょうどにMTBツーリングの準備完了

 今日のコースは県民の森から林道を北上し、牛首峠から登山道に入り、笹山、井川峠を経て県民の森ログハウスに戻るコース。それなのでまずは舗装された林道を走ると、何度も走っているのにも関わらず、こんなに登りがキツかったかな、と言いたくなるくらいの急坂に汗が滴り落ちて来るのです。そんな林道を20分ほど走るとようやく水場へ到着。道路脇から流れる水を飲んで回りを見渡すと、青空の下で紅葉が輝いていました。


水場で頭を冷やすトツカさん

青空に輝く紅葉

 冷たい水でクールダウンしてからさらに林道を走ると、ようやく登山道の入り口となる牛首峠に到着。ここからは登山道で一気に標高を上げるので、MTBを担いで登ることになります。そんな事でMTBを肩に担いで登り始めると、これが本当にキツイのです。


登山道の入り口となる牛首峠

登山道をMTBを担いで登る

 いつもながらMTBを担いで、ぜ〜ぜ〜言いながら登っていくと、登り始めて40分ほどでようやくランチポイントである笹山に到着。ここまで来ると後は下るだけなので一安心。


もう へとへと〜の図

標高1763mの笹山

 この笹山からは遠くに富士山が見えるのだけど、ちょうど富士山の方向にだけ無情にも雲がかかり残念ながら富士山は見えず・・・それでも笹山のベンチでお湯を沸かしてのランチタイムは、気分は最高であることは間違いありません。


雲の先には富士山が見えるのに・・・

いつもの通りお湯を沸かしてのラインチタイム

 山頂でゆっくりとくつろいでいると時間は1時半に。そろそろ出発の時間、と言うことで、重い腰を上げることに。ここからはほとんどが下りだから、MTBのもかなり乗れるはず。笹山直下の急な階段は担いで下ろし、その先は落ち葉の敷き詰められたハイキングコースを気持ちよくMTBに乗ることが出来て、本当に気分は最高〜!!


落ち葉の敷き詰められた登山道を走る

倒木を避ける私です。

 そんな気持ちの良いハイキングコースを快調に走ると、40分ほどで井川峠へ到着。このコースを走るのは4回目となるけど、こんなに早かったかな、と言う位のイイペース。ここで休憩〜、と思ったら、いきなり「こうへいさん」が止まり損ねて転倒(涙)・・・「いって〜!!!」と言う声が山に響き渡ってしまったのでした。


井川峠目前で転倒した「こうへいさん」

標高1658mの井川峠

 井川峠に到着したのが2時半。ここからログハウスまではすぐのはずだから、3時にはログハウスに戻ることが出来るでしょう。そんな事で井川峠から少しの登り坂を担いで登ると、後は気持ちのイイダウンヒルを楽しむと3時過ぎにログハウスへ到着。


最後のダウンヒルを楽しむ

3時半前にログハウスへ到着

 これから夕方の宴会まで何をしよう〜・・・なんて悩むこともなく、まずはシャワーに浴びてからビールで乾杯!!このログハウスは8畳くらいで、バストイレとキッチンが付いて8,000円という安い価格。ちょっと山奥過ぎるのが欠点だけど、設備は申し分ないのでオススメ出来ると思います。


一泊8000円のログハウスの内部

まずはビールで乾杯!

 ビールを飲んでひと心地ついたら、まだ4時過ぎだけど宴会の準備を開始。今日のメニューはいつもと同じキムチ鍋。サイクリングクラブの部長で鍋部長(笑)でもあるトツカさんがテキパキを準備を進め、宴会の準備が整ったのはまだ外が少し明るい5時ちょっと前。ここからは先はいつもの通り、ビールをウイスキーを飲み続け9時ちょうど力尽きてお休み〜・・・となったのでした。


キムチ鍋を囲んでの宴会

9時にはお休み〜

10月29日(日)

 昨日の晩から降り出した雨も天気予報通り明け方には上がり、6時前に起床すると空には雲一つ無いような素晴らしい天気。今日はMTB合宿としては現地解散となるので、「こうへいさん」と二人でアパラチアンにタンデムで大井川をDRする予定。気持ちの良い目覚めの後は、朝から昨日のお鍋の残りで豪華にキムチ鍋雑炊で腹ごしらえなのです。タップリとお肉とご飯が入り、最後には卵まで乗せられたキムチ雑炊を食べると朝からお腹イッパイ〜・・・の状態に。
 お腹がイッパイになるとすぐに出発の準備を整え、7時半過ぎに県民の森を出発。


卵入りの豪華なキムチ雑炊

MTBを積んで7時半には撤収完了

 県民の森から走り出すと、雲海の向こうに広がる素晴らしい景色が目の前に!


雲海の向こうに広がる山並み

 朝から素晴らしい景色に感激し、そのままクルマを走らせると、今日のDRのスタート地点となる千頭に到着したのは9時過ぎ。今日のDRのコースは千頭から駿河徳山までだから、回送は大井川鐵道を使えるけど、トツカさんが回送をしてくれることになっているから、千頭の川原で着替えを済ますとクルマ2台で駿河徳山の川原へ。


千頭の川原には9時に到着

クルマ2台で駿河徳山へ

 駿河徳山の川原へ来て驚いたのが、6月の時点とは大きく流れが変わり、本流が左岸よりを流れていること。ここでゴールするとカヌーを運ぶのが大変だったけど、この流れだったらクルマのすぐ近くでゴール出来ることに。そんな流れの変化にオドロキながら、トツカさんのクルマに乗って千頭に着いたのが10時ちょうど。ここで浜松でショッピングに行くトツカさんとお別れし、「こうへいさん」と僕はお楽しみの大井川DRを開始。約1年ぶりにアパラチアンをタンデムで漕ぎ出すと、今日の大井川は長島ダムの放水量が4t/sといつもより多めなので、ライニングが必要だったチャラ瀬も何とか乗っていくとが出来るし、水質は澄んだブルーと極上なので、気持ちいいDRが出来るでしょう。そんな快調な流れに乗っていくとすぐにトリプルブリッジへ。


10時ちょうどにDRスタート

漕ぎ出してすぐにトリプルブリッジへ

 トリプルブリッジ途中に石積みの護岸に当たって左にカーブするはず。と思って近づくと、2本目の橋の下から小さな瀬になって護岸にぶつかって本流は左へカーブ。タンデムだからまともに護岸にぶつかるかも・・・と心配しながら瀬に入ると、瀬の途中のイワに引っかかってスピードがダウン。そのまま何とか左にカーブ出来て一安心。ソロなら簡単に曲がれるカーブもタンデムだと、全く違う動きをすることを再発見したのでした。そのまま大井川鐵道の鉄橋を過ぎると中学校前の直線へ。この直線が終わり右にカーブすると、僕の大好きな山深い区間が待っています。


石積みの護岸に当たって左にカーブ

あの右カーブを曲がると山深い区間へ

 右直角カーブのあたりは綺麗な淵になっていて、とにかく澄んだブルーの水がとっても美しいのです。そんなきれいな水を見ながらカーブを曲がると、正面には山深い美しい景色が。


ブルーの澄んだ水質

山深い景色

 山深い景色を楽しんでいると、楽しい瀬があるはず。と、思って漕いでいくと5月の時から大きく流れが変わり、イワ絡みのS字コーナーが復活していました。こうなるとタンデムだとイワに吸い寄せられてしまいそうなので、慎重に瀬に突入。慎重に入ったつもりでもやっぱりイワにガツン!とぶつかり、タンデムって難しいな〜、と感じさせられてしまったのでした・・・・


イワ絡みのS字コーナーが復活

これから瀬に突入〜

 このあたりを漕いでいて気が付いたのが、魚がたくさん泳いでいること。去年の6月にこのあたりで潜った事があったけど、その時は全く魚の姿を見ることが出来なかったので、この変わりようは本当にビックリしたし、とってもウレシイ事なのです。何か大井川が復活したようで、これだけ魚が泳いでいれば釣り師もいるのは仕方がない事でしょう。そんな事を考えていたら、早くも国道の崎柳大橋が近づいてきました。この橋をくぐっても気持ちの良い流れは続き、さらに10分ほど漕ぐと大井川鐵道の鉄橋へ。


遠くに見えてきた崎柳大橋

青部上流の大井川鐵道の鉄橋

 大井川鐵道の鉄橋を過ぎると青部の川原へ。ここで時間は11時なので、そのまま駿河徳山に向かって漕ぎ続ける事に。青部の吊り橋の下を過ぎ、発電所の前を通ると10分ほどで早くも榛原川の合流ポイントへ。今日も榛原川からは茶色い水は出ていないから、このまま綺麗な水のままゴールが出来そうです。


青部下流にある発電所

榛原川の合流ポイント

 榛原川の合流ポイントを過ぎると、いつものように向かい風が・・・でも今日はタンデムだから少しばかりの風では全く問題はないのがウレシイところ。そんな事で向かい風の中を漕ぎ進み、大井川鐵道の線路下の川原でランチタイムとすることに。左岸の川原に上がってお湯を沸かしていると、タイミング良く千頭行きのビスタカーがすぐ上を通過。


川原でお湯を沸かしてのランチタイム

千頭行きのビスタカー

 川原でのランチタイムが終わって、駿河徳山に向かって漕ぎ出したのが12時ちょうど。ここから駿河徳山まではすぐなので12時半前までにはゴール出来てしまうでしょう。漕ぎ出してすぐに国道の万世橋を通過すると、5月から大きく流れが変わった区間へ。5月までは右岸よりに流れていたのに、今日は思い切り左岸よりに流れが変わり、本流が左岸の護岸のすぐ下に来ているのには正直驚きました。ただこのお陰でゴールした時のカヌー運びがかなりラクになったのは確かです。


ゴール手前に万世橋

本流が左岸の護岸下に

 結局駿河徳山の川原にゴールしたのは12時15分。クルマが回送済みなのでそのままミストラルへカヌーを積み込み、最後に川原でコーヒーを沸かして、今日のDRを振り返ると大井川を後にすることに。
 最後に約半年振りに漕いだ千頭から駿河徳山までの区間は、魚がたくさん泳いでいた事に感激し、さらに水質の良さ、景色の良さに、やっぱりここも良いな〜と感じさせてくれたのでした。この秋は常に長島ダムから4tの放水が保たれているので、DRにはオススメだと思います。

おしまい

その他のアウトドア  カヌー漕行記へ  カヌーTOPへ  HOMEへ