晴れ後曇り後雨 真夏の恵那山登山(06年7月)

はじめに

 いつもの仲間と8月終盤に富士登山を計画しているので、その予行練習として7月に2回ほど山に登っていこうと計画していたけど、週末がず〜と雨で7月第一週の計画は中止に・・・最初の計画は7月第一週に恵那山を登り、7月29日に木曽御岳を登るつもりでした。ただ7月29日も東海地方は梅雨明けしてなく、29日の予報も長野県南部は曇り時々雨の予報。北に行けば行くほど雨の確率が高くなる予報の中で、唯一日帰り出来て標高が高いのは富士山のみ。いっそのこといきなり富士山を登ってしまおうか!と思ったけど、恵那山の予報を見ると曇りの予報に変わったのを受けてようやく28日の夕方に恵那山行きが決定。10月に登ったときには出発が遅すぎた反省から今回は4時半に出発することに決めて当日を迎えたのでした。

7月29日(土)

 今日のメンバーのこうへいさんと予定通り4時半に集合しそのまま。浜名湖を出発しいつもの山道を順調に走ると、まずはランチの買い出しの為に寄ったのが設楽町のコンビニ。設楽町付近も天気は快晴で、ちょうど山に登る朝日を見ることが出来ました。


ランチの買い出しに寄った設楽町のコンビニ

山に登る朝日

 これは恵那山付近も晴れているかも、と淡い期待を抱きながら、設楽から津具、根羽を通り治部坂高原を越えて昼神温泉へ。ここからさらに山に入り中央道の園原IC横を通り月川温泉を抜けて恵那山の広河原登山口に到着したのは7時半。去年の10月に来たときは、登山口の駐車場はほぼ満車だったのに、今日は駐車しているクルマは一台もなくちょっと寂しい感じ。そんな中すぐに登山の準備を済ませると、林道の通行止めのゲートをまたいで歩き出すと、いよいよお楽しみの恵那山登山の開始です。


広河原登山口には僕らのクルマのみ

通行止めのゲートを歩いて越える

 まずは林道を2kmほど歩いて広河原登山口へ。この林道を歩くのがちょっとイヤだけど、横を流れる本谷川の美しい流れや、古いトンネルなどを見ながら歩いていくのもなかなか楽しいもの。この林道を20分ほど歩くと、ようやく広河原登山口へ到着。ここで林道を左にそれて急な下りを降りてから本谷川の小さな橋を渡るといよいよ本格的な登山道へ。


林道から見る本谷川の流れ

本谷川の小さな橋を渡る

 川原から登山口に入ると予想通りいきなり急な登り坂が始まります。最初は岩絡みで足場が悪い中を頑張って登っていくと、そのうち熊笹の中を歩いていくように。このあたりまで登っていくと、汗も流れるように出てきて息も上がってきたので第一回目の休憩をすることに。


川原からの登山口入り口

第一回目の休憩中

 休憩していると鳥のさえずりと木漏れ日、さらに心地よい風がふいてきて本当に気持ちイイに一言。今日は恵那山に来て良かったね!とこうへいさんと話をしながら、水分補給をしてから出発。ここからは標高150mを登って一回休むというペースで登り3回目の休憩で標高1,716mの案内板の地点へ到着。ここで出発してから2時間弱が経過。このペースで行けば11時前には山頂にたどり着けるでしょう。


ロープを掴んで頑張って登るこうへいさん

標高1,716m地点には9時過ぎに到着

 この1,716m地点を過ぎると確か視界が開けるはず、と期待しながら歩いていくと、白樺の美しい林が現れ、さらに進むと背後には素晴らしい景色が!


美しい白樺林が現れる

背後には素晴らしい景色が広がる

 この標高1,700m地点から2,000近くまでは常に背後に素晴らしい景色が広がり登っていて本当に疲れを忘れてしまうほど。登山道も熊笹の中を進んでいく歩きやすいものだけど、所々熊笹の中を藪漕ぎするようになっていて、夜露などで熊笹が濡れていたらビショビショになってしまうかもしれません。それでも快調に登っていくと、景色の見えるポイントで絶好の休憩ポイントへ。ここではもちろん休憩して水分の補給をすることに。


熊笹の中を登っていく登山道

景色を見ながら休憩中

 この休憩ポイントで標高は1,850m。山頂までは残り300mとなってきました。ただし残念ながら徐々に空には雲がかかりこの時点で山頂付近は曇となっている様子。それでも雨は降らないでしょう、と思いながら休憩ポイントを出発。歩き出すと山に東方向から低い雲がかかりガスって来ました。それでも視界がそれほど悪くなるわけではないので登山には支障がないでしょう。標高2,000mをこえると、再び木々の中を歩くことになり背後の景色も見ることが出来なってきました。


東の方向から低い雲がかかってきた

再び木々の中を歩くことに

 少し勾配がきつくなった感じのするコースを登っていくと程なく岐阜県との県境の分岐へ。ここまで来ると山頂はあと30分くらいのはず。ここからも景色が見えない登山道を黙々と歩いていくと、ようやく上の視界が開けてきて10時50分に山頂広場へ到着。


岐阜県との県境に立つ案内板

10時50分に山頂広場に到着

 山頂へ到着して、ちょっと早めのランチタイム〜、と思っていたら無情にもポツポツと雨が・・・仕方がないので山頂広場から少し歩いた避難小屋でランチを食べることに。霧雨が降り出す中、山頂広場から5分ほど歩いて避難小屋に到着。中に入ると既に10人ほどの登山者が休憩中でした。避難小屋の中のストーブの近くに座り、まずはお湯を沸かしてお決まりのカップラーメン。さらにオニギリとお菓子を食べると、疲れた体に元気が戻ってきました。


霧にけむる山頂の避難小屋

避難小屋の中でお湯を沸かす

 元気が戻ると気になるのが雨の降り方。先ほどは霧雨でカッパを着なくても済みそうな感じだったけど、残念ながら食べ終わる頃には本格的な雨模様となっていてカッパは着なくてはならないでしょう。そんな事で上下のカッパを着込み避難小屋を出発したのは11時50分。山頂広場からを過ぎると雨に濡れた登山道を一気に下っていきます。


カッパを着て下山を開始

誰もいない山頂広場を後にして下山開始

 熊笹も雨に濡れていて雨が降っていなくてもカッパを着ていなくてはビジョビショになってしまうので、カッパは必需品かもしれません。ただしカッパを着ていると、とにかく暑くてカッパの中はムレムレ(笑)状態なのです。それでも下山は順調で30分ほどで県境の分岐へ。ここから視界が一気に開けるので下山していてもとっても気持ちがイイのです。


県境には下山開始から30分で到着

県境を過ぎると一気に視界が広がる

 雲に覆われているけど雄大な眺望を見ながら気持ちよく下山を続け、標高1,850mの休憩ポイントに到着したのは12時半。ここで長めの休憩を取ると、さらに下山を続け眺望が見えなくなる1,716mポイントに到着したのは1時ちょうど。


標高1,850mの休憩ポイントにて

標高1,716mポイントに到着したのは1時ちょうど

 ここでも水分補給してから残りの半分の行程へ。ここから視界が開けず、ひたすら林の中を下山するのみ。岩が濡れて滑りやすくなっているし、足の踏ん張りも効かなくなっているから、いつも以上に慎重に下山を続け、ようやく本谷川の川原にかかる橋に戻ってきたのは2時ちょっと前。結局下山に2時間以上かかったことになります。


岩場を慎重に下っていく

本谷川の橋を渡ったのは2時ちょっと前

朝より増えていた登山者のクルマ
 ここからは30分は舗装された林道を早足で歩き、ミストラルの駐車してある通行止めゲート前の駐車場に戻ったのは2時半。戻ってみると登山者のクルマが3台ほど増えていました。ここでようやくムレムレのカッパを脱いで身軽な格好となると次に目指すのはもちろん温泉。

 広川原登山口からクルマを走らせ昼神温泉を抜けてR153に入り、治部坂峠を越えて入ったのが治部坂温泉「宿り木の湯」ここは前回の恵那山登山で帰りに寄って大のお気に入りとなった温泉で、今日も帰りに寄るのを楽しみにしていました。3時過ぎに温泉に到着して、お楽しみの温泉に入ると、人も少ないし温泉の温度もちょうど良くて本当に最高〜!!気持ちよく登山の汗を流すと次は冷たいビール!と行きたい所だけど、残念ながらクルマだから我慢我慢。でも横でこうへいさんは一人上手そうにビールを飲んでいたのでした(笑)。


僕のお気に入りの「宿り木の湯」

やっぱり温泉の後はビール!

 横でビールを飲むこうへいさんの見ながら僕はスポーツドリンクを一気に飲み干し、少し休憩してから宿り木の湯を後にすることに。治部坂から走り出すと雨も上がり、浜名湖に戻ってくる頃には完全な晴天に。それでも雨に降られたモノの、今日は本当に恵那山を登って良かった!と思えるほど楽しい登山でした。恵那山登山はこれで2回目だけど、やっぱり今回も登ってみて素晴らしい山だと実感。次回は燃えるような紅葉の時に登ってみたいと思っています。

おしまい

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